本人に葬儀の希望を聞きたくても、「まだ早い」と言われそうで切り出しにくいことがあります。まずは過去の思い出や会いたい人など、答えやすい一つの話題から始めましょう。
目次
「誰に来てもらいたいか」「お寺ならどこが思い浮かぶか」と一つずつ聞きます。答えが出ない欄は空白のままにします。
希望を家族が言い換えすぎないよう、本人の言葉と相談した日を書きます。後から変更できることを伝え、保管場所を共有します。
「葬儀をどうする?」と一度に聞かれると、決めきれない方もいます。以前参列したお葬式を思い出しながら、「どの時間が印象に残った?」「会ってほしい人を一人挙げるとしたら?」と、一つの話題に絞ってみましょう。気が進まない日は切り上げられるようにします。
本人が「任せる」と言ったときも、すべてを決めたという意味とは限りません。「お寺とのご縁は大切にしたい」など一つでも言葉が出たら、そのまま記録します。家族が想像で書き足した部分は本人の希望と分けてください。
「少人数にしたい」という本人と「友人にも知らせたい」という家族の希望は、式への招待と後日の連絡を分けることで両立できる場合があります。その場で結論を求めず、参列・連絡・後日のお参りの三つを紙に分けて話すと、何について意見が違うのかが見えてきます。
「今日は知らせたい人だけ決めて、会場や費用の話は次にしよう」と一区切りにします。一度で全部を決めなくても、本人が大切にしている人や場所が一つ分かれば、家族が後で判断する際の手がかりになります。
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