一番画質のよい写真と、ご家族が「この表情が好き」と思う写真が同じとは限りません。先に故人らしさで候補を選び、その後に拡大したときの見え方を相談する順番がおすすめです。
目次
正面を向いた写真に限らず、故人らしい表情が分かる候補を二、三枚選びます。いつどこで撮ったかを書き添えると相談しやすくなります。
画面のスクリーンショットより元の写真データを探します。集合写真なら故人の位置を伝え、拡大時の見え方を制作前に確認します。
たとえば、正面から写した証明写真と、孫に声をかけられて少し振り向いた写真があるとします。先に家族それぞれが「会うときの顔に近いのはどちらか」を話してみます。その後に、拡大して顔がぼやけないか、影で目元が隠れていないかを制作担当者に見てもらいましょう。
スマートフォンに届いた写真が小さいときは、撮影者に元のデータが残っていないか尋ねます。紙の写真しかない場合は切ったり補正したりせず、そのまま相談に持参してください。集合写真なら、故人がどの方かを必ず伝えます。
まず本人の顔が不自然に変わっていないか、次に背景や衣服の調整が希望に合っているかを確認します。「服はこのまま、背景だけ落ち着いた色に」と変更する範囲を言葉にしましょう。家族の意見が割れた候補は思い出の写真として控室に飾るなど、一枚の遺影だけですべてを表そうとしなくてもかまいません。
「第一候補は写真A、理由は普段の笑顔に近いから。写真Bは画質がよいので、Aの拡大が難しい場合に検討」。二枚の優先順位と理由を伝えると、単に写りの良い方を選ぶのではなく、家族の思いに沿って相談できます。
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